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卒園式での保育士の服装は?基本的なマナーを解説

卒園式は保育園の行事の中でも大きなイベントの1つです。子どもたちとその保護者にとってはもちろん、保育士にとっても大切な節目となるだけに、良い式にしたいところでしょう。卒園式を迎えるにあたって気を付けたいのが、服装をはじめとする身だしなみです。

卒園式は、子どもたちの門出を祝う大切な式です。だからこそ、保育士としてふさわしい服装・メイク・髪型で参加したいところです。どのような服装が適切なのか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、卒園式での保育士の服装やメイク、髪型、マナーについて解説します。卒園式での身だしなみにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

卒園式にふさわしい保育士の服装とは

卒園式にふさわしい保育士の服装は、主に以下の4種類です。

  • スーツ
  • ワンピース
  • 礼服

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

スーツ

男女ともに、卒園式においての保育士の最も一般的な服装はスーツです。女性の保育士の場合は、パンツスーツかスカートタイプか選べることが多いものの、パンツスーツだと固すぎる印象を持たれてしまうこともあります。園の方針によってはスカートタイプが推奨される場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。スカートを着用する場合は、立っている時の丈の長さはもちろん、座った時に丈が短すぎないかを事前にチェックしておくことをおすすめします。

スーツを選ぶ場合は、礼服の一種であるフォーマルスーツにすると良いでしょう。リクルートスーツやビジネススーツはお祝いの席にはふさわしくないため、着用は避けるのが基本です。

スーツの色は黒・紺・グレーなど、派手すぎないベーシックなものを選びます。お祝いの場でもあるため、暗くなりすぎないように、中に着るシャツは白にすることをおすすめします。

ワンピース

女性の保育士の方であれば、ワンピースもおすすめです。園によってはスーツで統一している場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

ワンピースはカジュアル寄りの服装なので華やかさはありますが、派手すぎないように色味や形状に注意しなければなりません。カジュアルすぎる見た目にならないように注意しておきましょう。たとえば、淡い紫やネイビー、グレーなどのシックな色のワンピースを選び、そのうえに黒や濃紺のジャケットを羽織ると良いでしょう。カジュアル寄りのワンピースでも、卒園式というフォーマルな場にふさわしい服装になります。

礼服

卒園式の場では、礼服でも大きな問題はありません。卒園式は「お祝い」と「お別れ」という2つの意味を持つフォーマルな場なので、そうした場面で着用すべき礼服を着ても問題がない場合が多いです。

しかし、礼服の中でも避けるべきものはあります。それが「ブラックフォーマル」です。主にお葬式などで着用される服なので、卒園式の場にはふさわしくありません。また、男性の場合は燕尾服やモーニングを思い浮かべるかもしれませんが、重すぎる印象を与えてしまいます。

礼服を着用すればフォーマル感は演出できますが、暗い印象を与えてしまう恐れもあります。あくまでもお祝いの場であることを意識して、シャツやブラウスは白にしたり、小物を上手に取り入れて華やかさを出しましょう。

袴の着用が推奨される場合もあります。園の決まりで全員の着用が義務付けられている場合もありますが、卒園児のクラス担任の保育士さんだけが着用する園が多い服装です。先輩の保育士さんに事前に確認をとっておきましょう。

卒園式で袴を着る場合は、袴に合わせる着物選びも重要なポイントです。一般的には、「正礼装」か「準礼装」がふさわしいとされており、「色留袖」や「色無地」、「訪問着」を選ぶことが推奨されます。

着物の色味はクリーム色や桜色、藤色などの淡い色合いを選ぶのがおすすめです。袴はえんじや紫、紺といった落ち着いた深みのある単色のものを選ぶと良いでしょう。園児や保護者の方よりも目立ってしまわないように、しかし上品さと華やかさのある色合いが最適です。

卒園式で気を付けたい服装のマナー

卒園式の服装では、以下のようなマナーに注意してみてください。

  • 地味な色を選ぶ
  • 女性はベージュのストッキングを着用
  • 園の方針を確認しておく

地味な色を選ぶ

卒園式に着ていく服は、地味な色を選ぶようにしてください。卒園式の主役は、あくまでも園児たちです。園児とその保護者の方よりも目立つ色の服装は避け、地味な色の服を選びましょう。

卒園式の服におすすめの色は、黒や紺、グレー、ベージュといった落ち着いた色です。とはいえ、卒園式はお祝いの席でもあるので、暗すぎる印象になるのも避けたいところです。小物を上手に活用して、上品で自然な華やかさを演出しましょう。

女性はベージュのストッキングを着用

女性の保育士さんでストッキングを着用する場合は、肌の色が透けるタイプのベージュを選ぶのが基本です。黒のストッキングは重い印象を与えてしまい、お葬式などを連想させるため、着用は避けるのが無難です。

また、スカートを着用する場合だけでなく、パンツスーツの場合もベージュのストッキングを着用しましょう。足元が見えにくい服装ではありますが、素足で参加するのはマナー違反です。ソックスタイプのものを着用するなど、素足にならないように工夫する必要があります。

園の方針を確認しておく

卒園式での保育士の服装については、園によって慣例や決まりがあります。そのため、事前に園の方針を確認し、了解を得ておく必要があります。

たとえば、「袴は卒園児の担任の先生のみ」「女性は全員スカートタイプのスーツを着用」といった決まりがある場合もあります。決まりが特にない場合でも、ワンピースなどカジュアル寄りのものを着用する場合は、事前に先輩の保育士さんに確認しておいた方が無難です。

卒園式におすすめの保育士の髪型

卒園式では、服装と同じく髪型も大切なポイントです。ここでは、女性と男性のそれぞれについて、卒園式でおすすめの髪型をご紹介します。

女性

女性の保育士さんの場合は、髪の長い方も多いため、きちんとまとめることを意識してみてください。服装に合う髪型を選択するのが基本ですが、派手な髪型は避け、清潔感とおとなしめな雰囲気の髪型にしましょう。ショートヘアーの方はサイドの髪を耳にかけてすっきりさせたり、ロングヘアの方はハーフアップやアップスタイルにすればうまくまとまります。袴を着用する場合は編み込みをしてまとめると、和装に合った華やかな雰囲気を演出できるでしょう。

バレッタやカチューシャなどを使う場合は色味を意識し、服装と同じく派手すぎず華やかなものを選びます。髪をセットする習慣がない方は、美容院でセットしてもらうのも良いでしょう。

男性

男性の保育士さんの場合は、とにかく清潔感を意識しましょう。冠婚葬祭の時と同じようにすっきりとまとめ、派手すぎない髪型・髪色にします。前髪を上げると明るい印象を与えられるため、ワックスなどを使って固めるのもおすすめです。

卒園式での保育士のメイク

女性の保育士さんは、卒園式でのメイクにも気をつかいたいところです。卒園式に合わせたメイクの基本についてご紹介します。基本的には、服装に合わせてナチュラルな印象を与えられるメイクを意識すると良いでしょう。

ベースメイク

メイクの土台であるベースメイクは、基本的にはナチュラルになるように心がけましょう。普段と違う下地やファンデーションを使う必要はありませんが、厚塗りにならないように気を付けなければなりません。

アイメイク

アイメイクは、綺麗な印象を意識すると良いでしょう。服装と同じく、派手にならないように注意が必要です。パール感やツヤ感のあるアイシャドーを使うと、華やかな印象を作れます。眉毛は自然な太さと濃さを意識しましょう。

チーク・リップ

チークは華やかな印象をつくれますが、つけすぎると派手になりやすいため、量に気を付けなければなりません。薄いピンクやベージュ系の色を選択しましょう。リップも同じく、ナチュラルな色合いのオレンジなどを選択しましょう。

卒園式で保育士がつける小物

卒園式の服装は、黒や紺など地味で落ち着いた色のものを選ぶ必要があります。しかし、地味な色合いの服装だけで統一すると、重く暗い印象になってしまい、お祝いの場にはあまりふさわしくありません。

そこで活用したいのが小物です。小物を上手に活用できれば、上品な華やかさを演出できるでしょう。ここでは、卒園式におすすめの小物をご紹介します。

  • コサージュ
  • パールのネックレス
  • ポケットチーフ
  • ハンカチ

コサージュ

コサージュは、卒園式などフォーマルな場での一般的なアクセサリーです。特にスーツを着用する場合は暗い印象になりがちなので、胸元にコサージュをつけると華やかな印象をプラスできます。色はピンク、淡い黄色などのパステルカラーや白など、明るい色を選ぶことをおすすめします。

つける位置には決まりはありませんが、鎖骨のやや上あたりが良いとされています。顔周りも明るくすっきりとした印象になるので、綺麗な印象を与えられるでしょう。全体の印象を見て位置を決めましょう。

コサージュといえば女性がつけるものという印象を持っている方も多いでしょう。しかし、最近では男性でもコサージュを付けることがあり、男性用のコサージュも一般に販売されています。水色など、女性よりも落ち着いた色のコサージュを選ぶと良いでしょう。

パールのアクセサリー

女性の方は、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー選びにも気を遣いましょう。パールのネックレスやイヤリングをつけるのが基本ですが、それ以外のものを選ぶ場合は、上品で控えめなデザインのものをつけるようにしましょう。

パールのアクセサリーは華やかな印象をプラスできますが、粒が大きすぎると派手な印象を与えてしまいます。控えめで小さいパールを選ぶことで、さりげない上品さを演出できるでしょう。

ポケットチーフ

男性の場合スーツにはコサージュよりもポケットチーフを使う方が一般的です。コサージュでも問題はありませんが、よりお祝いの場にふさわしい、上品で紳士的な印象を与えられます。

ポケットチーフの色はお祝いの場にふさわしく白が無難です。折り方には色々ありますが、フォーマルな場面にもふさわしい「スクエア」や「スリーピークス」、「トライアングル」などが良いでしょう。ふわっとした形よりも、しっかり追ってポケットに差し込む方が、卒園式にふさわしい装いになります。

男性でも、ポケットチーフを使う場面はそれほど多くないはずです。折り方が分からない場合は動画サイトなどを参考にし、マスターしておきましょう。

ハンカチ

卒園式では、子どもたちとの園生活を思い出して涙が出てしまうこともあるはずです。そんな時のために、ハンカチは必ず用意しておきましょう。

ハンカチの色は、インナーやブラウスの色と合わせるのが基本です。白や淡いピンク、淡い水色などを選択すると良いでしょう。スーツのポケットに入るように、薄手の生地のものを選ぶことをおすすめします。

まとめ

本記事では、卒園式での保育士の服装について解説してきました。子どもたちにとっても保育士にとっても大きなイベントである卒園式は、やはり門出にふさわしい服装で参加したいところでしょう。

卒園式での身だしなみは、落ち着いた、派手すぎないものを意識するのが基本となります。スーツやワンピース、礼服が基本にはなりますが、卒園児の担任の先生は袴を着用することもあるでしょう。

服装と同じく、メイクや小物、髪型についても、派手すぎないものを選ぶのがおすすめです。あまり黒や紺などでまとめすぎると、暗く重い印象になってしまう恐れもあります。服装は落ち着いたものを選び、小物などで上品で華やかな印象を演出しましょう。

卒園式での服装については、園によって慣例や決まりがある場合もあります。事前に先輩の保育士さんに相談し、確認をとっておくと良いでしょう。