転職ノウハウ

保育士の時短に役立つ便利グッズとは?5つの目的別に紹介!

保育士は毎日忙しく、時間に追われて仕事をしています。子どもと活動する以外にも、書類作成や壁面製作など時間のかかる仕事をたくさん抱えているためです。多くの保育士は、仕事を少しでも早くこなしたいと思っているのではないでしょうか。

そこで本記事では、保育士の時短に役立つ便利グッズを目的別に紹介します。便利グッズを使って仕事を効率的に進めると、余裕を持って子どもと向き合えるようになります。時間を有効に使って、保育士本来のやりがいを味わいましょう。

保育士向け便利グッズ①紙を切る作業編

保育では紙を切る作業が頻繁にあります。壁面製作はもちろん、設定保育の製作遊びや行事用の作り物など画用紙を切る機会が日常的にあるためです。切らないといけない紙の量も多いので、思った以上に時間が取られてしまうでしょう。

ここでは、切る作業に特化した便利グッズを紹介します。切る作業を短縮し、仕事を早く進めて負担を減らしてください。

カッター&カッターマット

ハサミは自分の好みに合った製品を選ぶ一方で、カッターは適当に買ってしまう場合がよくあります。カッターの切れ味は切る作業の効率に直結するので、100円ショップではなくメーカー製のカッターを用意しましょう。替刃を準備し、切れ味が落ちたらすぐに刃を交換します。

カッターマットは100円ショップの商品で十分です。自分専用のものがあると使いたいときにすぐ使えるので、最低でも1つは用意しましょう。ハサミやカッター類全般について、くれぐれも保管には注意が必要です。子どもの手が届かない場所に置き、ポーチなどに入れて安全に保管してください。

コーナーカッター

コーナーカッターは、紙の角を丸くカットするための専用カッターです。パンチのように挟んで上からパチンと押すだけで、画用紙や写真、ラミネートの角も丸く切れます。ハサミやカッターを使うより早く楽に角をカットできるのが特徴です。

保育園では壁面製作や掲示物などをラミネートする機会がよくありますが、子どもが手を切らないように角を丸く落とさなければいけません。安全のために必要な作業ですが、ハサミで丸くカットしていると時間がかかるので、コーナカッターで効率よく済ませましょう。

参照:かどまる-サンスター文具株式会社

ペーパーカッター

紙を何枚もまとめて同じ大きさに切り揃えられるペーパーカッターは、大幅にカットの時間短縮ができるので、必ず使いこなしたい便利グッズです。ハサミや普通のカッターで切るよりも、ずっと短時間で大量の紙を裁断できます。

1000円以内で購入できるペーパーカッターでも機能は十分で、作業の効率化に役立ちます。ガシャンと刃を落とすのではなくスライスさせて切るので、安全性が高いのも嬉しいポイントです。

参照:ダイソーネットストア ペーパーカッター(分度器付)

保育士向け便利グッズ②誤飲防止編

保育士が常に気を張って注意しているのが、誤飲防止です。乳児はもちろん、幼児でもおもちゃなどを誤飲する可能性があるので気を抜けません。時間短縮だけではなく、誤飲防止にもなる便利グッズで事故を防止しましょう。

粘着シート

壁面製作や掲示物を簡単に壁に貼ることができる、シートタイプの粘着剤です。付箋のように何度でも貼ったりはがしたりできます。表面が汚れてきたら、水洗いして自然乾燥させるだけで粘着力が回復するので、コストパフォーマンスにも優れています。

シートタイプの他に、揉んで使うゴムタイプもありますが、子どもが見つけると粘土やおもちゃと思って遊んでしまう可能性があるため、シートタイプのほうが安全です。画鋲は誤飲すると大けがにつながるので保育室内に持ち込まず、粘着シートを活用して安全な環境を作ります。

引用:しっかり貼れてキレイにはがせる粘着剤ひっつきシリーズ

針なしホッチキス

針なしホッチキスは、名前の通り針がないので保育室でも気兼ねなく使用できます。会議や研修の資料をまとめるときなど、保育士にとってホッチキスは使用頻度の多い文具です。しかし、普通のホッチキスでは、落ちた針を探すのが面倒で子どもの誤飲につながるという難点がありました。

針なしホッチキスを使えば針の誤飲を防止できるので、気兼ねなくホッチキスを活用できます。

仕切りケース

仕切りケースは、5つくらいに仕切られている小物入れ用ケースです。100円ショップで売っていて、子どもの髪を結ぶゴムを入れるのに使用する便利グッズです。午睡時に髪を結んでいるゴムを外しますが、保管場所を決めておかないと見失いやすく、誤飲につながります。

仕切りケースを子どもごとに割り当ててゴムを入れておけば、紛失することなく午睡明けの忙しい時間にさっと取り出せます。ケースに個人マークのシールを貼れば、ゴムの取り間違いも予防できておすすめです。

キャップレスはんこ

保育士の業務では、書類の回覧チェックなどで押印する機会がよくあります。蓋のないキャップレスタイプのはんこを使えば、キャップを失くして探す手間や子どもが蓋を誤飲する心配がなくなります。

急いで押そうとした際に、キャップを落として転がってしまうこともありません。手軽にさっと押せるキャップレスタイプのはんこは、日々の小さなストレスをなくしてくれる便利グッズです。

保育士向け便利グッズ③お役立ちアイテム編

ここでは、保育士に必須なアイテムではないですが、持っていると確実に役に立つ便利グッズを紹介します。子どもの興味を引くアイテムから、業務の時間短縮につながる便利グッズまで、いくつか紹介していきます。

パペット

パペットは、中に手を入れて動かす動物やキャラクターのぬいぐるみです。指人形でも良いですが、小さくて動きがわかりづらいので、手を全部入れるパペットタイプのほうが動きが大きくておすすめです。パクパクと口を開閉させたり、パペットの手を動かせたりするので、子どもの興味を惹きつけたい場面で活用してくれます。

また、パペットは行事や設定保育の導入にぴったりで、画用紙でペープサートを作らなくてもお話を演じられます。クラス全体が落ち着かないときには、パペットでさっと即興シアターをすれば、子ども達も喜んで劇を見てくれます。ユーモラスな動きができるパペットの良さを引き出して、子どもが楽しめるようなセリフや動きを研究してみましょう。

シール

シールは、保育で大活躍する便利グッズです。サイズや色、素材が豊富なので、製作遊びや壁面製作に便利なうえに使い分けができます。シールは指先を使う遊びとして取り入れやすく、0歳児用には直径20mmの大きいサイズを、年齢が上がるにつれて小さいサイズを使用します。

製作で重宝するのは、目として使える白や黒のシールです。小さな丸を切る手間がなく、ペタっと貼るだけで目が完成しますし、黒シールの上にそれより小さいサイズの白シールを貼れば表情のある目にもできます。

1穴パンチ

1穴パンチは、1つだけ穴を開けられるパンチで、狙った場所にピンポイントで穴を開けられる便利グッズです。リボンやひもを通す穴を開けるとき、普通の2つ穴パンチで開けようとすると位置の調整に時間がかかりますが、1つ穴パンチがあればすぐに作業が終了します。

その他の用途例としては、製作で目や鼻にする小さな丸を作るパンチとしても使用可能です。2つ穴パンチは穴の間隔が空いてしまい画用紙に無駄なスペースができますが、1つ穴パンチなら詰めて開けられるので無駄なく使えます。

クラフトパンチ

クラフトパンチは、画用紙や折り紙を色々な形に切り抜ける便利グッズです。とくに、星と丸は使用頻度が多いのでおすすめです。星は形がシンプルでかわいいので、使う場面が限定されず何にでも使えます。丸は製作で目や鼻にも使えるため、大きさが違うものを何種類か揃えておくと便利です。

注意点としては、100円ショップのクラフトパンチは控えたほうが無難です。100円ショップのクラフトパンチは、商品を購入しやすい反面、すぐに切れ味が悪くなるデメリットがあります。切れ味が悪いと、画用紙の端が細かくほどけてしまい、作品の見た目も悪くなります。飾りに使う場合はきれいに切り抜けないと意味がないので、文具メーカーのクラフトパンチを購入しましょう。

ヘアブラシ

ヘアブラシは、午睡明けに髪の長い子どもの髪を結ぶときに使います。一斉に子どもが起きてくる慌ただしい時間に、髪をきれいに結べずに時間が取られるのは焦りの原因になります。ヘアブラシで梳かせば髪がまとめられてさっと結べるため、子どもにも保育士にも負担がありません。

衛生上、ヘアブラシが必要な子どもの人数分を個別に用意します。安価なもので良いので、家庭からヘアブラシを持ってきてもらっても良いでしょう。取り違いがないように、個人マークをつけて髪ゴムとセットにして準備しておきます。

保育士向け便利グッズ④物や時間の管理編

保育士は、物や時間など、管理しなければいけない対象が多数あります。そんな保育士の負担を軽減するためには、別途便利グッズを用意しておきましょう。保育室の整理整頓や活動時間の調整に役立つ便利グッズを、個別に紹介していきます。

チャック付き透明ポリ袋

チャック付き透明ポリ袋は、100円ショップで売っている透明の袋です。チャックでしっかり封ができるので、ゼムクリップやボタンなど誤飲の危険がある小さな用品を安全に管理できます。透明で中が見えるので、開けなくても中身を把握できる点も保育士にとってメリットです。

製作では、細かく切った画用紙を分別して保管するために、このチャック付き透明ポリ袋が欠かせません。クラス全員分の製作遊びの準備の際は、1人分ずつ材料を袋に分けて入れておけばスムーズに作業が進みます。設定保育中で余裕がある状態にするために、準備の段階でできることはしておきましょう。

フォトファイル

フォトファイルは、一枚ずつ写真が入れられるファイルです。保育の現場では、写真を入れるのではなくシールの整理に使います。シールを大きさや用途別に分類して入れれば、シールをきれいな状態で保管できます。シールの色や模様が一目瞭然なので、子どもが選ぶときも分かりやすくなり、整理整頓の手本にもなります。

遊び用のシールとは別に、ロッカーや靴箱、連絡帳などに貼るお名前シール用にも1冊用意しておきましょう。個人別にお名前シールを分けて入れておけば、お名前シールが剥がれたときに時間をかけずに取り出せます。

カゴ

カゴは、作りかけの壁面製作や手づくりおもちゃなどを片付ける際に使用する便利グッズです。保育士は一日中子どもの活動に合わせて動くので、作業用の時間がなかなか取れません。午睡中など、細切れの時間で作業を進めていく必要があります。

作業が途中で終わってしまっても、カゴに必要な材料をまとめておけば、次の機会にすぐに作業に取りかかれます。保育室の中に物品が散らばらないように、カゴを活用して物の管理に努めましょう。

腕時計

園生活では一日のスケジュールが組まれているため、時間の確認が大切です。戸外活動時や水遊びなど、保育室を離れた活動では時間を把握する際に腕時計が活躍します。遠足で電車に乗る時刻や子どもがプールに入る時間などは、腕時計で正確に管理しましょう。

腕時計は、戸外やプールで使うので防水タイプがおすすめです。子どもにケガをさせないように、シンプルで角が丸い時計を選びます。金属素材は子どもの肌を傷つけてしまう可能性があるので、プラスチックなどの軽い素材を選んでみてください。

保育士向け便利グッズ⑤スマホやパソコン編

子どもと過ごす保育中は、スマホやパソコンを見る時間はほぼ取れません。しかし、事務作業の効率化にはどちらも欠かせない便利グッズです。保育の質を向上させるために、これから紹介するサイトやアプリをうまく取り入れてみてください。

楽譜ダウンロードサイト

楽譜ダウンロードサイトは、発表会や卒園式で使いたい曲や行事で必要な曲などの楽譜を、1曲単位でダウンロードできるウェブサイトです。まだ楽譜になっていない最新の曲やどこの楽譜集に掲載されているのかわからない曲も、書店を探し回らずに入手できるので大幅な時間短縮になります。

サイトによって購入の仕方に細かな違いはありますが、スマホでダウンロードしてコンビニで印刷する方法が早くて便利です。

保育のInstagramやウェブサイト

保育関係のInstagramやウェブサイトは、どんどん新しいアイデアが掲載される貴重な情報源です。製作アイデアに困ったときに見ると、かわいい製作物の写真をたくさんチェックできます。製作用の無料の型紙をダウンロードできるサイトもあり、写真で見た製作をすぐ作れるのも魅力です。

保育の専門雑誌や書籍も貴重な情報ですが、Instagramやウェブサイトは無料で手軽に利用でき、早いサイクルで情報が更新されていきます。上手に活用して、子どもに楽しい活動を提供してあげてください。

スマホのメモ帳

スマホは通勤中も外出中も常に手元にあるので、メモを取る際に最適なツールです。子どもの様子や設定保育のアイデアなど、思いついたものはすぐメモしておきます。紙に書くのは手間がかかりますが、スマホなら負担がありません。

週案や個別計画の文章を打ち込んでおくと、書類を作成する際に役立ちます。書類仕事は取りかかるのに気が重くなりがちですが、普段から文章をスマホのメモ帳にストックしておくと書き始めやすくなります。

ノートパソコン

自分のノートパソコンを保育室に持ち込んで良い場合、午睡チェックをしながら子どもの横で書類が作成できるため、大幅な時間短縮になります。勤務時間内に書くのが難しい月案や週案などの書類も、ノートパソコンがあれば隙間時間で作成できます。

ただし、個人のパソコンの使用については、園によって個別ルールがあるので必ず確認しておいてください。

パソコンはWindowsの小型ノートパソコンで十分なので、高価なものは必要ありません。書類に子どもの氏名は打ち込まずイニシャルにするなど、個人情報が流出しないような対策も忘れずにしましょう。

余裕を生む便利グッズで笑顔あふれる保育士へステップアップ

この記事では、保育士が仕事を時短できる便利グッズを紹介しました。作業を効率化するのは、時間や気持ちに余裕を作って笑顔で子どもと向き合うためです。便利グッズで作業の負担をうまく減らして、保育の楽しさを思い切り味わいましょう。

園によって保育環境や子どもの育成方針、人間関係はさまざまです。現在、自分の理想の保育と園の方針に相違がある方は、しんぷる保育で自分の思い描く保育ができる園を探してみませんか。

保育士さんの転職メディア・しんぷる保育