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保育園で子どもに贈ろう!誕生日のメッセージの書き方やポイントを解説!

保育園では、ほぼ毎月子どもたちの誕生日にあわせて誕生日会が行わる保育園が多いです。

お誕生日会は、子ども達はもちろん保護者も楽しみにしているイベントなので、先生が歌を歌ったり出し物をしたりと、クラスの子どもたちで楽しくお祝いする保育園も多いでしょう。

また、先生から誕生日を迎える子ども一人ひとりに、メッセージカードを贈ることもあります。

卒業後の大切な思い出になるような素敵なお誕生日カードを作るためには、どんなデザインで、どんな内容を書けばよいのか思い浮かばず、とても悩んでしまう保育士の方もいるかもしれません。

子どもたちが喜ぶお誕生日カードを作るためにも、子どもの成長を後押しするよい内容にしたいでしょう。

今回は子どもたちに贈る、お誕生日メッセージを書くコツや、お誕生日カードの作り方などを紹介します。

この記事を読んで、子どもたちが喜ぶお誕生日カードを作る際の参考にしてください。

子どもに贈る誕生日メッセージを書くコツ

まずは、保育園で贈る誕生日カードの基本的な書き方についてまとめました。

保育園児ならではの書き方のコツをすれば、誕生日カードをより喜んでくれるようになります。

下記にまとめたので、参考にしてみてください。

ひらがなで大きな文字で書く

子どもに贈るお誕生日カードには、ひらがなで大きな文字で書きましょう。

お誕生日カードを渡す年齢によっては、まだ上手にひらがなを読めない子どもがいます。

しかし、文字に興味を持った子どもが少しでも自分で読めるように心配りをする必要があります。

子どもは3歳頃から文字に興味を持つようになると言われております。

4、5歳児ほどであればひらがなを理解できる子どもが多くなるので、文章の内容を理解できる発達をします。

そのため、ローマ字やカタカナを避けて、子どもにとってわかりやすい文字で書きましょう。

いつでもその記録を手に取って、自分の目で確認できるように、分かりやすく読みやすい字で書きましょう。

子どもに分かりやすい表現を使う

子どもにとって内容を理解しやすいように、簡単な言葉を使いましょう。

上記の通り、お誕生日カードが子どもが文字を理解できるようになるきっかけとなるかもしれません。そのため、「おめでとう」「ありがとう」「だいすきだよ」など、子どもにとって

理解しやすく、普段生活の中で聞きなじみがあるフレーズを使うことが大切です。

また、言葉遣いも子どもにとって聞きなじみがあるかを考えながら、分かりやすく読みやすい字で書くようにしましょう。

柔らかい話し言葉のような表現や語尾を心がける

誕生日メッセージを書くときには、文字にすると感情が伝わりにくいので、柔らかい表現をする工夫が必要です。

語尾に「ね」「よ」をつけるなど、普段保育園で子どもに話しかけるような語尾や、表現を使いましょう。語尾を話し言葉にすることで温かみがあるメッセージになります。

また、子どもの好きな物や長所に触れて書いてあげると、とても喜ばれます。

書き出しに迷った時などは、子どもが好きな遊びやキャラクターに関連した内容にするのも良いかもしれません。

子どもが好きなキャラクターを書く

お誕生日カードにの空いているスペースなどに、子どもが好きなキャラクターを描きましょう。

事前に子どもが好きなキャラクターや動物、モチーフなどを把握してその子どもが好きな絵を描きます。合わせてマスキングテープでデコレーションしたり、スタンプなどを使うことで、オリジナルのお誕生日カードが出来上がります。

ややさみしい印象になってしまう場合は、飛び出す仕組みのカードなど、カード自体に仕掛けをすれば子どもに喜ばれるはずです。

子どもによって差が生じないようにする

お誕生日カードの質が子どもによって異なるのは難があります。

「この子はとても良い子だしたくさん絵を描いてあげよう」「今月は忙しいしこの子は言うことを聞かない面倒な子どもだから簡単に作ろう」など、保育士が忙しさや、子どもの好き嫌いによってデザインを変えていては、子どもだけでなく保護者もその違いに傷つく恐れがあります。

年の初めなどに、クラス全員分のお誕生日カードをまとめて作成しておくと安心です。お誕生日会直前に名前やメッセージを加えるだけにしておけば、手間がかからずに質が異なることなく作成できます。

誕生日カードに書く内容

誕生日メッセージの書き方のコツをふまえたうえで、ここでは具体的な書き方について紹介します。

お祝いの言葉

誕生日カードは何よりも「おめでとう」と子どもへお祝いの気持ちを伝えることが大切です。

一年の中で一番特別な日を迎えられたことを、先生から祝福する言葉を書きましょう。

気持ちを込めたメッセージを添え、子どもたちが自分の成長を喜べるようなメッセージを贈りましょう。

できるようになったことや個性

子ども一人一人の頑張っていることや得意なことを褒める文章を差し込みましょう。

誰にでも当てはまるような文章ではなく、その子にしかない並みはずれた個性に触れることが重要です。

子どもの日々の頑張りや成長を見逃さないようにすることで、子どもが「自分はできるようになったんだ」と自信が得られるようになるかもしれません。

また、0歳児や1歳児などの場合、保護者がメッセージを読んで子どもの1年間の成長を振り返ることもできますね。

頑張っていることや得意なこと

子どもが頑張っていることや得意なことを書いて、先生から応援している気持ちを伝えるのも良いでしょう。

得意なことや頑張っていることを書くことで、子どものモチベーションアップにつながるかもしれません。

例えば、かたづけが得意な子どもに、「いつもえほんをかたづけてくれてありがとう」など、子どもたちの頑張っている姿を伝えましょう。

そうすることで、子どもたちの園での過ごし方を保護者に伝えることができます。

子どもがより頑張ってみようと、背中を押すことができるはずです。他の園児と比較しないように注意しましょう。

愛情を込めたメッセージ

子どもがいつも以上に喜んでもらうために、感謝や愛情の気持ちをを盛り込むことが大切です。

多くの愛情を受けることで子どもは自己肯定感を高めます。

また、「かわいい」「だいすき」などの愛情表現のみを書くとシンプルすぎる印象になってしまうので、お誕生日カードをもらった子どもが喜んでくれるように、様々な工夫をしてみましょう。

子どもの誕生日カードの年齢別例文

お誕生日カードの書き方をふまえ、下記では0歳児~4歳児までの年齢別に文章の書き方を紹介していきます。

0~1歳向けのお誕生日カード

0歳児クラスの誕生日カードは、主に保護者が読むことになるでしょう。

そのため、メッセージを書く内容は、子どもが保育園でどんな風に過ごしているか伝わるように書くのがおすすめです。

また、カードをカラフルに作ったり、飛び出す仕掛けのカードを作ってみたりすると、子どもが視覚的に楽しめるカードになるかもしれません。

文例①

〇〇くん、1さいのおたんじょうびおめでとう!

いつもせんせいのおうたをきいてくれる〇〇くんがだいすきだよ。

文例②

〇〇ちゃん、はじめてのおたんじょうびおめでとう!

これからもにこにこえがおがすてきな〇〇ちゃんでいてね。

文例③

〇〇ちゃん、1さいのおたんじょうびおめでとう。

おえかきしている〇〇ちゃんが、せんせいはかわいくてだいすきだよ。

2歳向けのお誕生日カード

2歳を迎える子どもは、食事や遊びなどの好みが表れてきたり、少しずつ言葉を発するようになったりなど、たくさんの成長を見ることができます。

2歳児クラスの子どもに贈るお誕生日メッセージでは、保育園での日頃の成長を書きましょう。

文例①

〇〇くん、2さいのおたんじょうびおめでとう!

△△がだいすきな〇〇くん、いつもげんきにあそんでいてえらいね!

これからもいっしょにたのしくあそぼうね!

文例②

〇〇くん、おたんじょうびおめでとう!にさいのおにいさんになったね。 

げんきいっぱいにおおきなこえでおうたをうたう〇〇くんに、せんせいはげんきをもらっています。

3歳向けのお誕生日カード

3歳の誕生日を迎える子どもは、できることの範囲が広がる時期です。

知能や運動神経が発達したり、どんどんと言葉を覚えていく時期なので、わかりやすい言葉を意識して書きましょう。

保育園で頑張っていることや挑戦していることをたくさんほめて、子どもがよろこんでくれるのはもちろん、保護者も心温まるメッセージを書きましょう。

文例①

〇〇ちゃん、3さいのおたんじょうびおめでとう!

おともだちとたのしくあそぶ〇〇ちゃんは、せんせいにあそびかたをおしえてくれたね。

そんなやさしい〇〇ちゃんがせんせいはだいすきだよ。

こんどまたいっしょにあそんでね!

文例②

おりがみがだいすきな〇〇くん。3さいのおにいさんになりましたね。

おりがみあそびにきょうみしんしんの〇〇くん。

せんせいにいろいろなおりがみをおしえてくれるね。

これからも、ほいくえんでたくさんおりがみあそびをしようね!

4歳向けのお誕生日カード

4歳の誕生日を迎える誕生日カードのメッセージ文を紹介します。

4歳になると、徐々に周囲の友だちととかかわって遊ぶようになり、基本的な生活習慣が身につくようになります。

また、社会性が身につくようになっていき、お友達との思い出も増えていくことでしょう。

子ども同士のやり取りやクラスでの様子に焦点を当てたメッセージを書いてみるのがよいでしょう。

文例①

〇〇くん、4さいのおたんじょうびおめでとう。

こまっているおともだちをてつだってあげる〇〇くんのことが、せんせいはだいすきです!

これからもおともだちにやさしくできる〇〇くんでいてね。

文例②

〇〇ちゃん、おたんじょうびおめでとう!4さいのおねえさんになりましたね。

いつもおうたをうたって、みんなをあかるくしてくれるね。

せんせいは〇〇ちゃんのおうたをきくのがだいすきだよ!

まとめ

保育園での一年で、子どもは大きく成長します。

年に一度しかないお誕生日に素敵なメッセージを贈れば、子どもや保護者にとって大切な思い出になるはずです。

誕生日を迎えたら、子どもたちが喜ぶメッセージカードになるように、とっておきの誕生日カードをプレゼントし、祝ってあげましょう。


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