日常の悩み

新人保育士が悩みやすい人間関係とは?5つの解決策とともに解説!

「新人保育士が人間関係を良好にするコツはある?」
「人間関係のトラブルはどう解決すればよいの?」

新人の頃は、職員や利用者(子ども・保護者)との関係作りに苦労しやすい時期でもあります。

もともとコミュニケーションが苦手な方もいれば、「新人」というポジションゆえに対等に扱ってもらえず思い悩む方もいるでしょう。

仕事を継続していくうえで人間関係の良し悪しは大事な要素です。人間関係の問題は早めに解決しなければ、ストレスが大きくなりどんどん辛くなるでしょう。

そこで本記事では、新人保育士が悩みやすい人間関係を洗い出してみました。そのうえで解決策やコミュニケーション術も紹介しているので、職場の人間関係にお困りの方はぜひ役立ててみてください。

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新人保育士に立ちはだかる保育園の複雑な人間関係とは?

保育施設は95%以上が女性職員で構成されており、女性社会といっても過言ではありません。

女性が多い職場では、男性と比率がとれた職場よりも、派閥ができやすかったり、噂や陰口が広がりやすかったりする特徴があります。

そのため、職場の人間関係が理由で退職する保育士は少なくありません。

以下は、厚生労働省が実施した「保育士として就業した者が退職した理由」の調査結果を見てみると、職場の人間関係が理由で退職した方の割合は33.5%でした。

出典元:厚生労働省

保育士の深刻な問題として取りあげられている「給料」や「仕事量」の項目を抜いて、職場の人間関係が退職理由のトップにきています。

新人保育士は、社会人としての経験が乏しいため、良好な人間関係を築くための立ち回り方や振る舞い方がまだ未熟な時期です。そのため、人間関係のトラブルを回避できずに思い悩む方は少なくないでしょう。

新人問わず保育士全般の人間関係についてはこちらの記事にまとめているので、詳細を知りたい方はぜひチェックしてみてください。

保育士の人間関係は特殊!?退職理由の実態から見える問題を調査保育士で人間関係を理由に退職する方の割合やトラブルが起きやすい要因を解説します。問題が起きた際の対策も紹介しているので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。...

新人保育士が悩みやすい人間関係6選

悩む保育士

では、新人保育士が悩みやすい人間関係を見ていきましょう。

  1. 先輩保育士
  2. 園長
  3. 同僚
  4. クラスの保育士
  5. 子ども
  6. 保護者

人間関係①先輩保育士

まず、先輩保育士と良い関係性が築けずに悩む新人保育士は多いです。

先輩保育士は「後輩を育てたい!」という思いから、ついつい指導に力が入ってしまうもの。そのため以下のような、新人保育士によくある状況に対して、厳しい目を向けてしまう先輩保育士もなかにはいます。

一度「仕事ができない人」というレッテルを張られると、その印象から抜け出せないケースも珍しくありません。その結果、先輩保育士の厳しい指導や態度が続いて疲弊する新人保育士はいるでしょう。

人間関係②園長

また、園長に怒られる回数が多くて、落ち込む新人保育士も少なくありません。

繰り返しになりますが、新人保育士は仕事が遅かったり、ミスが続いたりと失敗が目立ちやすい時期です。そのため、園長から直接指導される機会も多いでしょう。

優しく諭すような指導ならダメージも少ないですが、以下のような指導内容だと精神的負荷がかかりやすくなります。

  • 否定的な言葉が多い
  • 気分で接し方が変わ
  • 過度なプレッシャーを与
  • 良いところを認めてくれない

園長にはなかなか逆らえないので、厳しい指導をただ飲み込むしかないことも…。その場合、ストレスが少しずつ蓄積され、心が疲弊するでしょう。

人間関係③同僚(同期の仲間)

そして、同僚と仲良くなれないと思い悩む新人保育士もいます。

同じ時期に入社したという共通点があるので、同僚と仲良くなりたいと考えるのは当たり前でしょう。しかし、なかなか距離を縮められなかったり、なぜか相手にそっけなくされたりと、思うように親しい関係になれないケースも珍しくありません。

仲良くなりたいと思いながら、気を遣ったり、自分に問題点があるのかを考え続けたりすれば疲れは当然たまっていきます。

人間関係④クラスの保育士

さらに、新人保育士はクラスの保育士と連携が取れずに悩む方も少なくありません。

ほとんどの場合、入社1年目の新人保育士は複数担任のクラスを任されます。子ども・保護者との関係作りやクラス運営に慣れてもらうためです。

クラス運営を円滑にするためには、保育士の連携にかかっているといっても過言ではありません。

しかし、報告・連絡・相談がうまくできなかったり、先輩保育士と良好な関係性が築けなかったりして、連携をとりながら仕事をする毎日にストレスを感じる方も多いでしょう。

複数担任による人間関係の問題についてはこちらの記事にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。

保育士は複数担任でストレスを感じやすい!?原因と対処法を徹底解説 「複数担任のストレスを感じてるのって私だけ…?」「人間関係の問題を抱えたまま保育士を続けていくのが不安」 複数担任のクラスを受け...

人間関係⑤子ども

また、子どもと信頼関係を作れずに自信をなくす新人保育士もいます。

子どもと信頼関係が構築できなければ、以下のような状況に陥りやすいです。

  • 試し行動で困った言動ばかりされる
  • 子どもが先輩保育士のところばかり行く
  • 保護者が心を開いてくれない

新人保育士は先輩保育士のように、子どもの心を掴む声かけや、安心感を与えられるような関わり方が最初から思うようにできないのは当たり前でしょう。しかしそこで「どうして自分はこんなにできないんだろう…」と必要以上に自分を責めてしまう方が少なくありません。

自分を責め続けると、保育士としての自信も失いやすくなるでしょう。

人間関係⑥保護者

そして、保護者とうまくコミュニケーションが図れずに、思い悩む新人保育士もいます。

そもそも、保護者は自分の大事な子どもを預けるので、新人保育士を信頼するまでに時間がかかります。「うちの子の安全を守ってくれるのだろうか」「先輩保育士のように子どもを成長させてくれるのだろうか」といった視点で見ているので、警戒心をもたれるケースは珍しくありません。

そのため、保護者は、以下のような態度を新人保育士によく取ります。

  • 回答しにくい質問を投げられる
  • 先輩保育士にだけ大切な話をする
  • 子どもの様子を聞いてしっかり見ているのかを確認する

先輩保育士と態度が違ったり、疑いの目を向けられたりするのは、精神的な負荷がかかるでしょう。

新人保育士が人間関係でうまくいかないときの解決策5つ

保育士の笑顔

次に、新人保育士が人間関係でうまくいかないときの解決策を解説します。

  1. 同僚や上司に相談する
  2. 適度な距離感を意識してみる
  3. 相手の評価を気にしない
  4. 相手の良い部分を探す
  5. 自分を褒める

できることから始めて、改善できる問題をクリアしていきましょう。

解決策①同僚や上司に相談する

まず、同僚や上司に相談するのは有効な解決策です。

気を許せる同僚に相談をすればモヤモヤとした気持ちが晴れたり、悩みすぎていることに気づいたりするかもしれません。また信頼できる上司に話をすれば、効果的な改善案を示してもらえる可能性があるでしょう。

自分1人で悩みを抱えていると、視野が狭くなりがちです。他者に相談すれば、新しい問題解決の糸口もそのぶん増えるので、悩みの軽減につながるでしょう。

解決策②適度な距離感を意識してみる

また、人間関係に悩んでいる方は適度な距離感を保てていない可能性があるので、仕事上のほどよい関係性を意識してみてください。

相手に好かれようとすれば相手に気を遣うようになるため、疲れてしまいます。また、新人だからといって、すべてに謙遜していたら、ストレスがたまるでしょう。

職場は、適度な距離感を大切にすると良好な関係性を作れるケースが多いです。そのため、相手との距離が近すぎる人は、少し離れてみるとよいでしょう。

解決策③相手の評価を気にしすぎない

そして、良好な人間関係を築くためには、相手の評価を気にしない意識も大切です。

もちろん、自分の失敗や力不足に対する評価は、真摯に受け止め改善に務める必要があります。しかし、必要以上に評価を気にしすぎてしまうと、自信をなくしてしまうでしょう。

「マイナス評価=自分はだめ」ではありません。受け止めるべき評価はしっかり受け止めて、そのあとは深く思い悩まずに前へ進む姿勢を大切にしましょう。

解決策④相手の良い部分を探す

また、相手の良い部分を探してみると、人間関係が改善されるケースもあります。

というのも、人間関係が悪いときは、相手のマイナス面に目が向きやすいもの。そのため「厳しい先輩」「気分屋で扱いが難しい上司」という視点で相手をみれば、その部分が際立って見えてしまうでしょう。

そんなときに「相手の良い部分を探す」という視点に切り替えてみると、以下のような良い一面が見えてくるかもしれません。

  • 保護者対応が丁寧
  • 子どもへの愛情が深い
  • 責任感が強く仕事に抜けがない

良い部分を認めると、相手への警戒心が外れて、良好な人間関係を築きやすくなります。すべてを受け入れる必要はありませんが、相手を知ろうとする心がけは人間関係の歪みを払拭するきっかけになるでしょう。

解決策⑤自分を褒める

そして、自分を褒める行為が人間関係の改善につながる場合もあります。

自信を失っている最中は、必要以上に相手に謙遜したり、自分を責めたりして、相手と対等な関係を築きにくい状態です。

自分を褒めて自己肯定感を高めれば、自分を信じて物事を選択できます。相手の言動にも振り回されなくなるので、人間関係のトラブル緩和につながりやすくなるでしょう。

新人保育士が良好な人間関係を築くコミュニケーション術5選

子どもと保育士

続いて、新人保育士が良好な人間関係を築くコミュニケーション術を紹介します。

  1. 挨拶をしっかりする
  2. 自ら積極的にコミュニケーションをとる
  3. 報・連・相を徹底する
  4. 指導されたことをすぐ実践する
  5. 自分に非があれば素直に謝る

明日からすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

コミュ術①自ら積極的にコミュニケーションをとる

まず、良好な人間関係を構築したいなら、自ら積極的にコミュニケーションをとる姿勢が大切です。

相手が先輩ならば、敬うスタンスを保ちつつ、積極的に話しかけてみましょう。受け身でいるよりも、グッと距離を縮められるはずです。

コミュニケーションをとる中で、相手に感謝の気持ちを伝える習慣もぜひ取り入れてみてください。「ありがとうございます」「とても助かりました」といった感謝の気持ちを伝えられるのは誰でも嬉しいはずです。

日頃から感謝の気持ちを大切にすれば「困ったことがあればまた助けてあげよう」と助け合える良好な関係が築けるでしょう。

コミュ術②挨拶をしっかりする

また、コミュニケーションの基本とされる挨拶がおごそかになっている人は、丁寧な挨拶を心がけましょう。

挨拶には「あなたに敵意はありません」という意思表示でもあります。そのため、丁寧な挨拶をすれば、良好な関係性を築く基礎が作れるのです。

以下に、心を込めて挨拶するコツをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

【職員】への挨拶挨拶に込める気持ち
出勤時の「おはようございます」今日一緒に労働することへの喜び
退勤時の「お疲れさまでした」労働に対する労いの気持ち
【子ども】への挨拶挨拶に込める気持ち
登園時の「おはようございます」あなたに会えた喜び
降園時の「さようなら」今日一緒に過ごしてくれてた感謝の気持ち
【保護者】への挨拶挨拶に込める気持ち
登園時の「おはようございます」大切なお子さまを預けてくださる感謝の気持ち
降園時の「さようなら」労働に対する労いの気持ち

感謝や労いの気持ちを込めて挨拶をすれば、相手も喜び、良好な関係性が構築できるでしょう。

コミュ術③報・連・相を徹底する

さらに、新人保育士にとって「報・連・相」の徹底も、人間関係を良好にするコミュニケーション術の一つになります。

有名な言葉でもあるのでご存知の方も多いかと思いますが、「報・連・相」とは以下の3つの事柄をさします。

  • 報告…仕事の進捗状況を伝える行為
  • 連絡…大事な情報や予定を知らせる行為
  • 相談…トラブルや困り事に対してアドバイスをもらう行為

新人保育士に限らずですが、報連相をおごそかにすると、うまく連携が取れずに、職員や保護者に迷惑をかけかねません。

また、新人保育士は、初めて対応する業務の連続…。そのため勝手に判断して行動するのは禁物です。先輩や上司にその都度確認すれば、ミスを回避でき、ひいては信頼を得て良好な関係を築けるでしょう。

保育者同士の連携で大切なポイントはこちらの記事にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。

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コミュ術④指導されたことをすぐ実践する

そして、指導されたことをすぐ実践する姿勢も相手とのコミュニケーションに通じています。なぜなら「指導内容が、しっかり伝わっている」とわかるからです。

もちろん相手の言った内容が100%正しいとは限らず、実行しなくて良いケースもあるでしょう。しかし、自分のためを思った指導や、よりよくなるための指導であれば、すぐに実践に移すのが好ましいです。

「やってみよう!」「改善してみよう!」という意識をもって仕事に取り組む姿勢は必ず相手に伝わり、先輩・後輩としての良い関係性が構築できるでしょう。

コミュ術⑤自分に非があれば素直に謝る

なお、自分の非に対して素直に謝る行為も、コミュニケーション術の1つです。

先輩保育士や上司のなかには、理不尽さや厳しさが目立つ指導をする方も少なくありません。そのような状況下にいた場合、素直に謝ることに抵抗を覚えてしまうケースもあるでしょう。

しかし、冷静に判断したうえで自分に非があれば「悪いことは悪い」「間違っていることは間違っている」と認めて素直に謝るのが正しい選択です。

そこで素直になる努力をするだけでも、相手の態度が柔らかくなったり、言葉に丸みを帯びたりして、関係性の変化に期待がもてるでしょう。

新人保育士がどうしても人間関係を改善できないときは転職するのもあり!

保育士二人

今の職場でどうしても人間関係が改善できない場合は、転職を検討するのも1つの方法です。

相手や職場に根本的な問題があれば、本記事で紹介した解決策やコミュニケーション術を試しても結果に限界があるでしょう。

上記のような問題は、個人の力で解決するのが難しい可能性があるので、転職をするのがもっとも有効な方法である場合があります。

今一度、自分の状況を見つめ直してみて、今の職場で解決するのが難しい問題であれば、転職を検討してみてください。

なお、転職に関するお悩みやご不明点があれば、弊社「しんぷる保育」にご相談ください。

弊社は保育士特化型の転職エージェントを運営している人材紹介会社です。顧客満足度調査では3冠を獲得し、たくさんの保育士さんから信頼を寄せていただいております。

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また「新人保育士の教育体制が知りたい!」「自分と同じ年齢層の保育士はいますか?」といった気になるご質問にもお答えいたしますので、転職をご検討の方はぜひ1度弊社にご相談ください。

新人保育士は人間関係を築くコツを知って仕事を楽しもう!

女性が多い職場の保育園は、人間関係が複雑になりやすいです。社会人になったばかりの新人保育士は、人間関係を形成する難しさに直面する方は多いでしょう。

しかし、少し意識を変えてコミュニケーションを図ってみると、人間関係がよくなるケースは多々あります。本記事で紹介した解決策やコミュニケーション術を参考にしながら、相手との距離を縮める行動をぜひとってみてください。

それでも人間関係の修復が難しいと判断した場合は、転職も1つの選択肢です。

その場合は、ぜひ1度弊社「しんぷる保育」にご相談ください!人間関係の良い職場を厳選しつつ、あなたの就活・転職活動を完全バックアップし、内定獲得までをサポートいたします。

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