「新設保育園で働くメリット・デメリットが知りたい」
「どんな人がオープニングスタッフに向いてるの?」
このような疑問を抱えていませんか?
新設保育園は、既存の保育方針や人間関係がなく、まっさらな状態から保育の基盤を作り上げます。自分の意見やアイディアが反映され、保育園が形作られていく過程にやりがいを感じられるでしょう。
しかし、新設保育園は、新しいがゆえに大変なことも多いです。憧れだけで転職してしまうとミスマッチのリスクが高まるため、働くうえでのデメリットも把握しておく必要があります。
本記事では、新設保育園で働くメリット・デメリットやオープニングスタッフに向いている人の特徴を解説します。新設保育園への転職に興味がある方は、記事を読んで理解を深めましょう。
新設保育園(オープニング園)の現状
新設保育園とは、名の通り、新たにオープンする保育園のことを指します。
保育ニーズの拡大や待機児童解消を目的に、新設保育園は年々増加傾向にあります。
以下は、保育所数の推移を示したグラフです。
保育数は右肩上がりに増加しており、新しい保育所が毎年増えているのがわかります。
新設保育園(オープニング園)で働く5つのメリット
新設保育園で働くメリットを教えてほしい!
新設保育園で働く際の代表的なメリットは、以下の5つです。
順番に見ていきましょう。
1から作り上げる過程にやりがいを感じる
新設保育園は既存の保育方針や人間関係はなく、ほぼまっさらな状態です。
職員で協力し合いながら、保育園を形作っていきます。
- ・1日の流れ
- ・行事の内容
- ・環境設定や装飾
- ・保育園独自のルール
新規立ち上げの保育園では、自分の意見やアイディアが反映されやすいです。1から保育園を作り上げる実感をもてるため、やりがいを感じられるでしょう。
施設や設備が新しく清潔感がある
当たり前ですが、新設保育園は施設・設備がすべて新しいです。ほこりや汚れもないので清潔感を感じられます。
快適に仕事ができる環境は、働くモチベーションを高めます。
協力し合うため人間関係を築きやすい
新設保育園は管理職を除き、保育士のほぼ全員が一斉入社です。みんなが同じスタートラインに立つため、チームの一体感が生まれやすいです。
新しい環境なので、お互い助け合いながら業務を進める必要があります。
「新設保育園の運営を成功させる」という共通目標もあるため、仲間意識も自然と芽生えるでしょう。
給料や福利厚生がよい傾向にある
新設保育園は、給料や福利厚生がよい傾向にあります。魅力的な条件にしなければ、人材が集まらない可能性があるためです。
残業が少ない環境や有給休暇を取得しやすい環境など、働きやすさを大切にしている保育園もあります。
新設保育園は、好条件の求人が見つかりやすいでしょう。
キャリアアップの機会を掴みやすい
新しいアイディアや提案が歓迎される新設保育園では、若手が活躍しやすい環境です。努力や成果が評価されれば、早い段階で責任のあるポジションを任される場合もあります。
キャリアアップに興味がある方に、適した環境といえます。
新設保育園(オープニング園)で働く4つのデメリット
新設保育園で働くデメリットもあるの?
新設保育園で働く代表的なデメリットは、以下の4つです。
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
バタバタして問題が発生しやすい
新設保育園の場合、オープンしてしばらくは現場がバタバタします。新しい環境やルールに慣れていないためです。
慌ただしい環境は、問題も発生しやすいです。たとえば、大事な連絡を職員に共有し忘れて保護者を怒らせたり、安全確認が不十分で子どもの怪我が続いたりするリスクがあります。
忙しい環境で問題が頻繁に起こると、ストレスが蓄積するでしょう。
しばらくクラスが落ち着かない
新設保育園は、新規の子どもが一斉に入園します。新しい環境や人に慣れるまで時間がかかり、クラス全体が落ち着くまでは一定の期間を要するでしょう。
クラスが落ち着くまでは、計画通りに活動を進めたり、散歩に行ったりするのが難しいです。
思うような保育ができない環境に、ストレスを感じる場合もあります。
保護者との信頼関係を築くのに時間がかかる
新しい環境に子どもを預けるのは保護者にとって不安が大きいです。「本当にこの人に子どもを預けて大丈夫なのだろうか…」という警戒心をもつ保護者も少なくありません。
既存保育園であれば、信頼関係ができている保護者と保育士のやりとりを見て、ほかの保護者は安心感を覚えます。園に長く勤めている保育士の存在があるだけでも、信頼感が高まるでしょう。
新設保育園は、既存保育園と比較して、保護者と信頼関係を築くのに時間がかかります。
閉園する事案が増えてきている
先述のとおり、新設保育園は増加傾向にあります。しかし、小規模保育園や病院内保育園などの認可外保育園は閉鎖する事案も増えています。
認可外保育園が閉鎖に至る主な理由は、以下のとおりです。
- ・経営難に陥る
- ・人材確保ができない
- ・入園する子どもが集まらない
認可外保育園は、認可保育園と比べて国からの補助金が少ないです。これが、経営難になる要因です。経営が悪化すれば保育園を運営できないので、保育園を閉園する選択肢を取らざるを得ません。
長く安定して働きたいなら、国からの補助金が多い認可保育園への転職がおすすめです。
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新設保育園(オープニング園)で働くのに向いている人の特徴
新設保育園で働くのが向いている人の特徴は?
以下のような特徴をもつ方は、新設保育園で働くのに向いています。
- ・発想力がある人
- ・向上心がある人
- ・協調性がある人
- ・積極的に意見を出せる人
新設保育園は、新しく環境を作り上げていくため、向上心がある人は保育園の発展に貢献できます。協調性がある人も、みんなで保育園を作っていく環境では重宝されるでしょう。
発想力があり、新しいアイディアを積極的に提案できる人も新設保育園の職員に向いています。新設保育園の立ち上げには、職員のアイディアや提案が不可欠だからです。
新設保育園の保育士が入社するタイミング
新設保育園に保育士が入社するタイミングを紹介します。
順番に見ていきましょう。
開園する数ヶ月前に入社
1つ目が開演する数ヶ月前に入社するタイミングです。
この時期に入社するのは、主に管理職です。12月頃から入社して、4月開園に向けて準備を進めます。
- ・保育士の配置計画
- ・書類のフォーマット作成
- ・保育方針や保育内容の策定
- ・保護者向けオリエンテーションの計画
開園に向けての重要な準備期間といえます。
開園する4月1日入社
2つ目が開園の4月1日に入社するタイミングです。
この時期に入社するのは、管理職以外の保育士や栄養士、看護師などです。
入社前にオリエンテーションや事前準備などで集まるケースもあります。参加した場合、勤務扱いで給料の支払いがあるのが一般的です。
新設保育園(オープニング園)は1から保育をつくる貴重な体験ができる
新設保育園は、1から保育をつくる貴重な体験ができます。意見やアイディアを出しながら、主体的に取り組む環境にやりがいを感じるでしょう。
新しい施設での勤務は、快適で働くモチベーションにもつながるはずです。
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